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執筆者の写真ゲルソンエデュケーター・杉本佳江

食べてクレンズする!3日間のゲルソン療法総合ワークショップの食事メニュー|体感する解毒反応とは?


今回のゲルソン療法総合ワークショップ(3日間)のクライアントは、「食べてクレンズしたい」という目的で受講されました。

ファスティング(断食)でデトックスは経験済みですが、「食べることでデトックスする」体験を味わってみたい、ということでした。

ワークショップの内容はテキスト通りなので、「ゲルソン療法とは?」の基礎から、食材とその扱い方、レシピの実習、治癒のメカニズム、サプリメント、補完療法(クレイやひまし油ほか)、治癒反応について、と、内容はフルコースです。

最初に、ゲルソン療法総合ワークショップではどんなものを作って食べるかをご紹介しますね。

ゲルソン食のご紹介(1日目)

こちらは1日目のお夕飯用のお持ち帰りお弁当です。

基本的にその日のランチを詰めますが、内容は、人参とりんごのジュース、ヒポクラテススープ、玉ねぎとズッキーニ・コーンの煮野菜、サラダ(上の赤いのはパプリカではなくて赤ピーマン)、2種類の焼きジャガイモ、水に浸したレーズン、フラックスオイル、バルサミコ酢です。


ゲルソン食のご紹介(2日目)

こちらは、2日目の朝ごはんです。

スチールカットのオートミール、ピンクグレープフルーツの生絞りジュース、プラム(貴陽)、レーズン黒イチジクのコンポート、です。

貴陽は沖縄で1個700円くらいもしましたが、今年は2個で600円ほどとなったので買ってみました♪

ゲルソン療法では、朝の1杯めだけ、柑橘系のジュースを飲むのですが、3人分で6個のグレープフルーツを絞るという贅沢!いつもこの朝食をいただくときは、姫にでもなったような気分になります♡


こちらは、2日目のランチです。

グリーンのジュース、ヒポクラテススープ、グリーンのサラダにマンゴーのビネグレット、玄米のライスサラダ、玉ねぎ・アスパラ・冬瓜・コーンの煮野菜、少しの水で煮たかぼちゃです。


ゲルソン療法のグリーンジュースはあまりストイックではなく、飲みやすいお味に仕上がります♪

今は南半球がりんごの旬なので、ジュース用にはジャズというオーストラリアの品種を使っています。

ゲルソン食のご紹介(3日目)

こちらは、3日目の朝ごはんです。

スチールカットのオートミール、オレンジジュース、レーズン黒イチジクのコンポート、水に浸したレーズン、煮りんご、なし(幸水)。

白、黄色、黒と地味な色ですが、、美味しかったです♪


こちらは、3日目のランチ。

人参とりんごのジュース、ヒポクラテススープ、グリーンのサラダ、玉ねぎ・冬瓜・ナスの煮野菜、焼きジャガイモ、トマトとバルサミコ酢のビネグレット、フラックスオイル。

盛りつけたら地味だなぁと思ったのですが、サラダにビネグレットをかけたら華やかになりました♡食事には、彩りや見た目も大切ですね♪


ゲルソン食の特徴

塩を使わないのがゲルソン食の大きな特徴のひとつです。

塩がなくても美味しいのかな、、と、思っていましたが、我が家では好評で、主人と息子は、ヒポクラテススープも煮野菜も喜んで食べます。

低温で1時間から2時間じっくりと調理する、このゲルソン療法独特の調理法が、野菜の旨味をじっくりと引き出してくれるので、ただ塩を抜いた料理とは味も栄養もかなり違って仕上がると思います。

今回のクライアントも塩がないことに抵抗を感じることなく、たくさん召し上がってくださいました。

こちらは、火にかける前の煮野菜。

蓋をしてじっくりと1時間半、煮込んでいきます。


冬瓜から美味しいスープがたっぷりと出て、煮野菜に向いている食材だと思いました。

食べてデトックスするゲルソン療法

私もナチュラルハイジーンを先に勉強していたので、デトックスは断食で行うものだと思っていましたが、ゲルソン療法を学んで目から鱗、食べることでデトックスすると理解するようになりました。

習慣などが原因でなる病気の多くの原因は、多すぎる毒、処理できな毒に侵されることで代謝機能が狂ってしまうことにあります。

この根本原因である「毒」を処理しないことには、本当の意味での治癒(症状がなくなる、ということではなく)がはじまらないのは理解できると思います。

それでは、食べることで解毒する仕組みを簡単にご説明しますね。

まず細胞レベルでデトックスするには十分なエネルギーが必要です。

エネルギー(ATP)はミトコンドリアで作られますが、そのためには大量の酸素と栄養を送る必要があります。

狂った代謝を整えるにもビタミン、ミネラル、ファイトケミカルなどの栄養の果たす役割は大きいです。

血液の巡りをよくして、たくさんの酸素と栄養を身体中に送り込む必要もあります。

そして、細胞からナトリウムを追い出して、カリウムで満たすこと、そして治癒がスタートします。

このように解毒には栄養が大きな役割を果たしているのです。

ゲルソン食3日間で体感したことは〜お口の中の嫌な味

私自身も、この3日間では面白い体感を得ることがあります。

ゲルソン食を食べるといつも舌苔が出るのですが、これはファスティングの時にも経験します。

今回は舌苔だけにとどまらず、口の中に不快な味、匂い?がまとわりつきました。金属のような、化学物質のような、獣のような、、、どの味かはよくわからないのですが、少し錆びた鉄のような味もしました。

この味は4日をすぎても改善しなかったので、ココナッツオイルでオイルプリングをしました。オイルプリングを繰り返すことで、だんだんとこの不快な味がなくなりました。

オイルプリング、いいですね♡

他、肌の表面が熱くなる、頭がもわっとした感じ、ポツポツと吹き出物ができる、などがあったのコーヒー浣腸で対応しました。

ちなみにゲルソン療法の患者さんは、ひまし油でオイルプリングをするとよいそうです。(氏家さんの回答)

クレイパックの後の肌が赤くまだらに

そして4日目、顔にクレイパックをしたら肌が赤くまだらに!?

嫌な味が続いたので、きっと口の周りにも毒があるのだろうと思って(私見)、お顔のクレイパックをしてみました。

お見苦しい画像で失礼いたします、、、こちらがパックの後の赤くまだらになった様子です。


クレイの後、赤くまだらに

クレイを洗い流した後に、このように赤くなるのはゲルソン療法の患者さんではよくあることだそうです。

私は少し痒く、軽く痛みも感じました。

ネットで検索しても出てこなかったので、氏家さんにお聞きしたところ、これはクレイによって毒が吸着され、血液の巡りがよくなったこと、そしてまだ残っている毒が刺激となることが原因だろう、とのことでした。

弱った患者さんには、刺激が少なめなクレイ(ゲルソンインスティテュートおすすめ)がよいそうです。

クレイパックでこうなったのは初めてだったので、ちょっとドキドキしてしまいました。


(朝のオートミールには、水で戻したレーズンとりんごソース)

クライアントの体感

クライアントは講座中とても眠くて、ランチのあとは30分ほどのお昼寝タイムをご用意しました。

この療法は副交感神経が優位になるので、講座中も眠くて仕方なくなるかたはとても多いです。

クライアントはほかに足がすっきりしてむくみが解消する、毒が排出される体感がいくつかありました。

ゲルソン療法は、食事のほかに消化酵素などのサプリメントで栄養の利用と吸収をサポートしていくのですが、講座ではそこまではしません。

それでも、これくらいの体感があるので、試してみると面白いと思います。

この講座中は、別室で仕事をしている主人も含めて、入れ替わり立ち替りトイレへ。

3日間すると、少し体重も落ちます。痩せると言うよりはむくみが解消する、余計なナトリウムと一緒に水分が体外に出ていく、ということですね。

ゲルソン療法の講座のお問い合わせとお申し込み

お問い合わせとお申し込みは、こちらのメールにて受けつけております。

受講されたい場合は、日程を調整しますのでメールでご希望をお知らせくださいませ。

県外からお越しのかたには、宿泊先のご案内、沖縄のベジスポットのご案内もさせていただいております。

杉本よりご連絡させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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